誇張した言い方になってしまいますが、私たちのカラダというのは
数えきれないほどたくさんの「細胞の塊」であるといえます。
この「全身」という塊は、統合されたひとつの有機体。
とくに「運動系」の場合は、身体全体と連動する重要な装置です。
ひとつの関節の運動は
ふたつの骨と骨とのあいだに連結された筋肉群の伸縮によって行われていますよね。
また、ひとつひとつの骨には、それぞれ関節があり
筋肉によって次の骨とつながっています。
「カラダがゆがむ」
これは、骨格の配列が崩れている状態で、
筋肉の緊張度(圧縮、捻転、膨張、萎縮など)がいつもと異なる場合におこります。
過剰な運動や、日常的な動作が原因となって起きることが多いです。
これをほおっておくのは、よくありません。
筋肉を主とする組織に変化が生じてしまうだけでなく
骨や軟骨が変形したり、ときに身体内部にある神経、血管、経路などの機能が低下したり
内臓機能にも影響を与えかねないからです。
運動系のアンバランスは、身体の歪みを引き起こしますが
その影響は骨格だけでなく、さまざまな機能にも大きな影響を及ぼしますので
痛みやしびれなどは、身体からのサインと思って
しっかりと向き合い、身体のバランスを整えていただきたいと願っています。
整体療法は、残念ながら一朝一夕に効果があらわれるものではありませんが
ひとつひとつ、ゆっくりと積み重ねていくことで、身体の機能は整えることができます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
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2021.02.19